Posted by Katsuya on 21st 4月 2010

Open water day 4 感動のライセンス授与式

ツバメウオの大群。タオ島のSail Rockには大量の魚が

今日は早朝集合で、1日かけてのOne day tripでのダイビング。

●オープンウォーターの限界深度へ

6時45分にはボートに乗り、昨日と同じダイビングボート「BANZAI号」へ乗船。2時間程、沖へ進み1本目のダイビングスポット「Sail Rock」へ到着。早速、器材のセッティング、チェックを済ませいよいよエントリー。

今日は、オープンウォーターの最大深度18mまで潜水する。

大きな岩に海流が当たりプランクトンが多く発生するこのスポットは、多くの魚が生息し、ダイビングスポットであると同時に、地元の漁場にもなっているという。なるほど、潜ってみるとたくさんの魚が泳いでいる。普段、船の上などで見ている海とは大きく違い、3次元の水中ではところ狭しと本当にたくさんの魚が泳いでいる。

オープンウォーターの限界18mでは、今日のスポットの海底までたどり着くことができず、すごくもどかしいが、18mより浅瀬を泳ぐ魚や岩に張り付いて生息する生物を観察して楽しむ。また、深く行けば行くほど透明度は下がり、色も全体的に青っぽくなるので、浅いところの方が海の中はきれいに見える。

ただ、底が続く限り、もっと潜ってみたい、下まで行ってみたいと思うのは非常に不思議だ。高い山を登ったり、深海を潜る冒険家の気持ちがちょっとだけ分かった気がする。

●海中でのライセンス授与式

さて、約40分間の1本目を終え、しばし休憩の後、2本目を潜る。

このダイブでオープンウォーターの講習は終了する。2人とも問題なく残りの実技をこなし、しばらく海の中を楽しむことに。もう、これで4本目のダイブともなるとちょっとだけ余裕が出てくる。

インストラクターのアスカさんも、それほど2人を構わなくても良くなり、すっかり海の中を楽しんでいる。インストラクターともなると、毎日毎日これまで何百本と潜ってきたはずなのに、それでもこの1本もすごく楽しそうだ。逆に、「今日は学科で潜れない」なんて日はホントに嫌だという。

海の中で、この魚はバラクーダだよとか、ヤドカリがいるよなど色々と教えて頂くと、海の生物に興味が沸いてくる。インストラクターのみなさんは魚がすごく好きだ。また、海の中で自由に体を操り、遠くから見るとまるで空を飛んでいるよう。太陽の光が降り注ぐ海中で飛ぶインストラクターは、まるで風使いのナウシカのように見えた。

いよいよ、オープンウォーターの講習最後の安全停止。3分間、その水深で漂い、浮上のサインが。

すると、途中一旦止まってとサインが。なんと、海中でオープンウォーターのライセンス授与式を行うという。「祝!オープンウォーター」のサインボードと共に、ライセンスカードを1人1人頂く。海の中で、Cカードを頂けるなんてすごく素敵な演出。

●初!Fun Dive

生命に満ち溢れる海の世界を見た後は魚介類の料理

晴れてOW DIVERとなり、次は純粋にダイビングを楽しむFun Diveを行う。

昼食をとりながら、次のダイビングスポットへ移動を行う。2時間くらいかけて移動を行う予定だったが、1時間くらいで急に船が止まった。

どうやら、シークレットダイビングスポットとのことで(普段はここのブイは見つけらず、波も高く透明度も悪いため)、インストラクター達で海中のチェックを行っていた。シュノーケリングでチェックを行った結果、問題ないとのことで、急きょポイントを変更しこの「Sam Ran Pinacle」というスポットで潜ることに。

周辺は漁場にもなっているこのポイントは、ホントに魚が多く泳いでいてとても気持ちがいい。

今日は珍しく透明度も高いとのことで、色々な魚を見ることができた。また、大きな岩の周辺には、魚だけでなく、ヤドカリやウニなどの生物もたくさんいる。この海は生命に満ち溢れている。

50分ちょっと潜り、浮上する。楽しい時間はあっという間に過ぎ、今回のタオ島でのダイビングが終了する。

タオ島最後の夕食は、海辺のレストランでレッドスナッパーという魚とチキンを堪能する。

夜の海はまた神秘的で、空には満天の星空。タオ島、すごく素敵なところでした。

かつやcat

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