Open water day 1 オープンウォーター講習開始!
今日はいよいよオープンウォーターの講習が始まる。午後から、ビデオ講習と学科の授業だ。
●水が貴重なタオ島
その前に、既に渡されていた教科書で宿題を出されていたので、午前中のうちに終わらせねば。
取りあえず、朝ご飯を近くのタイフードのお店で食べる。メインの通りからはちょっと離れたところにあるお店は、若干メイン通りの相場よりは安く、雰囲気も外国人向けのような華やかさはない。蠅がたくさんいたが、ご飯はおいしく、安く食べられたので大満足だ。
さて、タオ島ではちゃんとした給水設備がないとのこと。そこのお店では自前のタンク(コンクリートで作った筒のような設備)にずっとポンプで吸い上げておそらく地下水を汲み上げていた。
この後の学科の授業で学んだのだが、地球上の淡水はほんのわずかだそうだ。いたるところで、井戸を構え、水をくみ上げて使っているタオ島にいると、ますます水のありがたみを感じる。
●オープンウォーター講習開始。まずはビデオ
午前中なのに、既に気温はかなり上がっている。海で遊びたいのもやまやまだが、宿題がたんまり残っている。残り時間も2時間弱と問題の量(100問くらい)を短時間で仕上げ、午後の授業に望む。
今回のSSIオープンウォーター講習の担当インストラクターはアスカさん。
日本を離れ、中国から南下しダイビングをするためオーストラリアを目指していたが、タオ島につかまってしまったらしい。もう何回も聞いたことのある話だ。この島やこの仕事にそこまで魅力があるというのは素敵なことだ。
さて、クーラーの壊れた蒸し暑い教室で、ビデオ講習が始まる。2時間くらいの内容だったので、途中かなり暑かったが、内容はとても新鮮でダイビングの基本を学ぶ。仕事をしていた時のような、つまらないミーティングの2時間に比べ、とても内容の濃い時間を過ごすことができた。
●ダイビングの教育プログラムはすごい
その後は、学科講習。SSIの教科書の章に沿って、今日は半分くらいまで進んだ。
今まで色々なスポーツを経験してきたが、ここまで体系的に考えられたダイビングの教育プログラムには感心する。
やはり水の中という一歩間違えたらとても危険な状況になるからか、まるで車の免許を取るかのようにきっちりとそのスポーツの仕組みを学ぶことができる。ちなみに、ダイビングの事故率は同じスポーツのカテゴリでいうとボーリングの事故率と同等だそうだ。
この教育プログラムを踏まえなければできないスポーツのためか、とても安全なスポーツだ。
●皆でディナー
その後は、ユタカさんの誘いで、日本人のダイバー+インストラクターの人たち10人くらいで、近くのタイフードのお店へ。
久しぶりの大人数での食事で、たくさんの種類のタイ料理が食べられ、また不思議な縁でタイに集まった人たちとたのしい時間を過ごすことができた。
昭和20年生まれの女性は、第二の人生をタイで過ごし、友達(といっても20代)と一緒にダイビングに来て、今日オープンウォーターを取得し終わったとのこと。女性はいつまで経ってもエネルギッシュだ。
また、ゴルフやダイビングを楽しみにタイへ来た女性(40代くらいかな)や、この後暇つぶしにクアラルンプールへ飛ぶアドバンスドライセンスを持っている女性(23歳だっけか?)、そしてダイビング好きのおじさんなど、色々な境遇の日本人が食卓を囲んだ。
そして、話題は日本食に。
タイに何年かいるユタカさんに聞いてみると、やっぱり日本食は恋しくなる、というか昼食は毎日日本米で炊いたおにぎりだそうだ。そして、たまに日本に帰るとみりんやめんつゆを買って帰り、その調味料で昨日は肉じゃがを作ったそうだ。
一応、バンコクでも日本の調味料は売っているが、日本円換算で日本の3倍くらいになってしまうらしい。やっぱり生まれ育った国の味は一生もの。
●蚊の多いタオ島
宿に戻ると、香取線香をたくことがタオ島へ来て新たな日課になった。
今回泊まっている宿は、ダイビング施設内のバンガロー。さすが1泊200バーツ(約600円)と安いだけあって、そこらじゅうに隙間があり、とにかく蚊が多く入ってくる。
一応、ベッドに蚊帳が付いているのだが、蚊帳の中はものすごい暑さでいるだけで汗が止まらない。そのため、部屋の中では常に香取線香をたく必要があるのだ。
もちろん、日本からも持ってきたが、せっかくなのでタイの香取線香をセブンで購入した。
こっちの香取線香はなんとラベンダーの香り。実際にたいてみるとほのかな香りだが、日本の香取線香よりも刺激が少なくいい感じだ。日本でも、あのオリジナルの香り以外にも、お香的な香りを売り出せばいいのに。
明日は、午前中学科の続き、午後はいよいよ潜水と非常に楽しみ。
朝は8時から授業開始のため、海辺のレストランではまだまだレッチリが大音量だが、今日は早めにおやすみなさい。
かつや
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