In London ロンドン市内で身支度を整える
やっぱりロンドンは雨。今日は朝から天気がさえない。
さて、今日から10月。旅の後半戦に向けて、先進国で身支度を整える1日に。
●ロンドンの郵便局から日本へ郵送
この間買ったノートやもう使わないガイドブック類など、そろそろバックパックを減量しないといけない。そこで、北欧より安く途上国より安心して送れるロンドンで荷物を日本に送ることに。
ネットで調べてみたところ、ナショナル・ギャラリー近くの郵便局が良さそうだったので、地下鉄でCharing Cross駅へ向かう。
郵便局へ到着すると、入口に整理券を取る機械があり、奥にカウンターが並んでいる。早速、整理券を取り、順番を待つ。10人近く待っていたが、カウンターの数も多く、それぞれの窓口でお客さんを処理するスピードも速いためあっという間に順番になった。
日本に荷物を送りたい旨伝え、一番安いプランを紹介してもらう。
船便で到着まで2~3か月かかるが、2kgで13.22ポンドと割安なSurface mailというのがあるらしい。
パッケージングを済ませ、再び整理券を取る。すぐに順番が回ってきた。この郵便局はとても効率的に回っていて、良くある大型の郵便局のように何十分も待つということがないのはすばらしい。
ロンドンから日本への郵送費用
◇Surface mail(船便)
2kg 13.22ポンド×3、1kgちょっと 9.65ポンド×1
●ロンドンで日本の本を購入
明日からいよいよアメリカ側を回る。
しかし、いきなりカナダ、アメリカと手元に情報が無い。そこで、日本のガイドブックを探しにロンドンの街中へ。
事前にネットで調べたところ、ピカデリーサーカス駅周辺に日本の本を扱う書店がいくつかあるとのことだったので、歩いて行ってみる。
通りを歩いているとロンドンの街中に日本の三越が現れた。この店内は店員もお客さんもほぼ日本人という状態らしい。三越は入らず、隣のJapan Centreへ。店内へ入ると、おにぎりや寿司、その他日本の惣菜が並び、店の中の匂いまで日本のスーパーのようだ。このお店も店員さんは日本人。お客さんに関しては、半々といったところか。食材の値段も良心的で、ロンドンに住む日本人にとっては心強い存在だろう。
店員さんに本のことを聞いてみる。すると、本を扱う店舗は別になっているとのこと。店員さんに本屋さんの地図をもらうと、ちょうどロンドンにもう一店ある日本の本を扱うお店と同じ通りのようだ。早速、行ってみる。5分程歩くと、さっきのお店と同じJapan Centreの看板が。
中へ入ると、ずらっと日本の本が並ぶ。雑誌や漫画本、ガイドブックと狭い店内に確かに外国にいたら欲しくなるだろう本が厳選されて置いてある。目的のアメリカとカナダの歩き方を発見。もう一店の本屋さんは古本屋なので、購入は一旦保留にし次のお店「徒波(あだなみ)書房」へ。
見つけづらかったので、近くのスーパーに聞いてみる。ここも日本食材を扱うお店だ。他にもこの通り(ブルーワー・ストリート)は日本料理のお店がいくつかあり(ちゃんとしたラーメン屋さんも!)、日本街といった雰囲気。
スーパーの店員さんに徒波書房の場所を教えて頂き、さらに進むとクリーニング屋さんの看板を掛けたままの古本屋さんを発見。
中へ入ると、まさしく古本屋さんって感じ。中古の本が狭い通路の左右にうず高く本棚に陳列され、狭い店舗は本だらけだ。もちろん、この本屋さんにもガイドブックコーナーがあり、歩き方も売っている。幸いにもカナダ編を発見したので購入する。なので、アメリカ編はJapan Centreで購入。
○日本のガイドブック購入費用 in ロンドン
地球の歩き方 カナダ編 09-10(中古):9.8ポンド
地球の歩き方 アメリカ編 10-11(新品):25.5ポンド
●半年ぶりの美容室へ
旅に出て半年。あきえの髪のプリン症状がいよいよ末期に近づく。ヨーロッパ人とアジア人との髪質があまりにも違うため、普段ヨーロッパ人の髪の毛を扱う美容師だとちょっと不安、中東などの途上国でやったらどうなることやら(あきえ談)ということで、これまで全く美容室に行けてなかったからだ。男は髪の毛なんて自分で切れるからどうにでもなるんだけどね。
そこで、日本人の多く住む先進国のロンドンにて美容室に行こうと、カウチサーフィンで知り合ったロンドン在住の日本人の女の子お勧めの美容室を教えてもらい行ってみる。
駅からちょっと遠かったが、無事あきえのプリンが改善された。これでもう中国人に間違われることはないだろう。美容師の方は兵庫県出身で、現在ロンドンでワーホリ中だそうだ。4人ほどいた店内の美容師の方はすべて日本人で、今日来ていたお客さんもすべて日本人だった。こんなにも日本人率の高い都市は初めてだ。
○ロンドンの日本人美容師がいる美容室
●ロンドン在住の女の子とパブディナー
美容室が終わってから、美容室を紹介してもらったロンドン在住のえりこさんと会う約束をしている。
地下鉄で待ち合わせの駅に向かおうとするも、人身事故か何かで地下鉄がストップしている。困った。駅員さんに聞くと、同じ行き先にバスが出ているとのことだったので、急いで地上へ上がる。思いがけず2階建てのロンドンバスに乗ることができ、待ち合わせの駅にもたどり着くことができた。ロンドンのバスは、地下鉄同様オイスターカードが使えて便利。
Tottenham Court Road駅周辺はたくさんのパブがあり、とても賑わっている。あまりにも盛り上がり過ぎているお店だとゆっくり話もできないので、ちょっとだけ落ち着いた感じのパブに決定。
シャンディーというロンドン流の飲み方のビールをえりこさんの真似をして頼んでみる。レモネードにビールを入れて飲む飲み物で、苦味が消えフルーティでさわやかな味になる。日本にもあればいいのに。
パブご飯も注文し、しばし旅行の話をしたり、ワーホリの話を聞いたりする。中でも印象的だったのが、ロンドンでベッドバグが流行っているという話題。一度、ベッドバグにやられると退治するのが大変で、ベッドを捨てるのはおろか、引っ越してしまうそうだ。そうでもしないと気が狂うくらい、恐ろしい虫らしい。怖い。。
ロンドンでベッドバグが流行るなんて、にわかに信じがたい話だが、確かにヨーロッパ人の行動を見ていると分かる気もする。靴のまま部屋に入るのはもちろん、靴のまま椅子に足をのせたり、なぜか逆に外を裸足で歩いていたり。。とにかくがさつというか不潔というか日本人の価値観からすると、信じられない行動をしばしば見る。日本でベッドバグなんて聞いたことないしね。
そんなこんなであっという間にお別れの時間。次回は日本で!
明日はいよいよカナダへ向かう。
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