Posted by Katsuya on 14th 9月 2010

Go to Venezia 水の都ヴェネツィアへ

駅を出ると目の前が運河と美しい建物!ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅

今日でフィレンツェ最終日。夕方の電車の時間までにウッフィツィ美術館を見学する。

朝一でウッフィツィ美術館に向かったが、9時半の時点で長蛇の列。一般の(チケットを持っていない)エントリーの列に並ぶも、なかなか列は進まない。少し進んでは停止。しばらく待ってまた少し進んだかと思うとまた停止。一向に中に入れる気配がない。列を横目にするっと中に入っていくツアー客がうらやましい。

●フィレンツェのネットカフェで航空券を印刷

まだまだ中には入れなさそうなので、2人で手分けして時間を有効活用する。イタリアからポーランドへのフライトが迫っており、既にWEBチェックインを済ませているためボーディングパスを印刷しないといけない。その先も含めて6フライト分を印刷しに、中央市場近くのインターネットカフェに向かう。

フィレンツェのネットカフェは、昨日フィレンツェSMN駅から中央市場に向かう時に通ったV.Chiara通りに何軒かあった。記憶を頼りにネットカフェへたどり着き、全12枚のフライトチケットを印刷完了。漏れが無いといいけど。。

○フィレンツェのネットカフェ

フィレンツェSMN駅から中央市場に向かう途中のV.Chiara通り(最短の道より一本向こう)に何軒かあります。

ネット費用:30分 1ユーロ
印刷費用:1枚 0.2ユーロ

ウッフィツィ美術館を出発してから1時間後くらいに戻る。もうとっくにチケットを買えていたかと思ったが、まだ列の途中。結局、12時くらいにようやく中に入ることができた。

●並んだかいがあったウッフィツィ美術館

ルネッサンス美術のすべてがここにあると表される通り、ウッフィツィ美術館には見ごたえのある作品が多く展示されていた。

ラファエロの「ひわの聖母」やボッティチェッリの「春」、そして有名な「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチやミケランジェロの作品も展示されているというとても豪華な美術館。空港並みのセキュリティチェック(液体を持ち込めないとか)を通過して中に入るのも分かる。

「ヴィーナスの誕生」という絵自体はもともと知っているが、本物を間近で見るというのはやっぱり違う。知名度の高い作品は、素人が見てもやっぱり良い作品だ。

電車の時間が迫っていたので、2時間くらいでさらっと見て終了。

●水の都ヴェネツィアへ

ドゥオーモ広場で人気のピザ屋さんのピザを急いで食べ、宿に預けた荷物をピックアップしフィレンツェSMN駅へ。

ヴェネツィア行きはなぜか鈍行が無かったので、仕方なくちょっと高いが特急のチケットを窓口で購入。16:30くらいに出た電車は2時間くらいでヴェネツィアへ到着。駅へ荷物を預け、ヴェネツィアの街を散策する。

駅を出るといきなり目の前に運河が広がる。運河の両岸には色とりどりの美しい建物が並び、ボートが行きかっている。夕日に照らされた運河はとてもきれいだ。

まずは、滞在中の足になる水上バスのチケットを駅前で購入。窓口は多くの人が並んでいたので、誰も使っていない自動券売機で購入。操作は思いのほか簡単だった。

しばらく街を散策し、そろそろ宿に向かおうかと駅に預けた荷物を取りに戻る途中、日本人のおじさん旅人に声をかけられる。

○フィレンツェからヴェネツィアへの行き方や費用など

フィレンツェSMN駅からヴェネツィア・サンタ・ルチア駅まで2時間くらい。
・フィレンツェからヴェネツィアへの移動費用:42ユーロ
・ヴェネツィア駅の荷物預かり費用:4ユーロ(5時間まで)
・ヴェネツィアの水上バスチケット費用:18ユーロ(24時間券)

●パワフルなおじさんとヴェネツィアクルーズ

ヴェネツィアの運河にかかる橋。薄くて美しいアーチをしている

彼の年齢は65歳。土木系の公務員をやっていたそうで、定年退職し今はテント片手に一人で世界旅行をしている。今日の宿が決まっていないとのことで、とりあえず一緒にウチらが予約した宿へ向かう。

ヴェネツィア滞在の宿はジューデッカ島にあるユースホステル。1番の水上バスでヴェネツィアのナイトクルーズ。ボートの上では、今までどんな国を行ってきたかなどおじさんの話を聞いたり、これから行くところの情報交換をしたりする。ガイドブックも無しに世界中を旅行し、宿はほとんどキャンプサイトでテントとかなりパワフル。とても定年退職した65歳とは思えない。

世界中には、素敵な建物や橋はたくさんある。日本の土木はとにかく安く済ませることしか考えていない。と嘆いていた。確かに、今まで世界の色々な建築物を見てきたが、それぞれの国の特色が出ていて素敵な建物はたくさんあった。建物だけではないが、日本にもうちょっとデザインに重きを置く文化があればもっと素敵な国になるかもね。

ヴェネツィアの夜は意外と静か。建物などもライトアップはされておらず、街灯に照らされたゴシック建築をしみじみ楽しむといった感じ。昼間のヴェネツィアの街も楽しみだ。

明日はヴェネツィアを観光した後、ミラノへ移動する。

●ヴェネツィアの安宿「Ostello di Venezia」

ヴェネツィアにあるユースホステル。運河沿いのおしゃれなレストランでディナーを楽しむ街なだけあってあまり安宿はなし。

清潔な建物で設備は問題ないが、良くも悪くもユースホステル。スタッフの対応も役所的で、これといったサービスや宿の特色もなし。ネットも設置されているPCで1時間3ユーロ、WiFiはログインパスのチケットが売り切れでこの時使用できず。朝食も付くが、パンが2個だけ。寝るだけなら全く問題ないけど、居心地が良いという感じはしない。可もなく不可もなくかな。

宿泊費用:ドミ1泊1人 22ユーロ

関連記事:

  1. Go to Firenze 花の都フィレンツェへ
  2. Go to Pisa ピサの斜塔と花の聖母教会ドゥオーモ
  3. Go To Roma 永遠の都ローマへ!
  4. Go to petra アカバからペトラへ移動
  5. In Itary! イタリアへ入国!バーリからナポリへ

No comments yet!

Post your comments

Spam Protection by WP-SpamFree