Posted by Katsuya on 20th 3月 2011

Go to Machu Picchu クスコからマチュピチュへ格安に移動する

ペルーレイルを使わずにクスコからマチュピチュへ行く

クスコからマチュピチュへの行き方は2通りあると言われている。一つは一般的な方法でペルーレイル(電車)を使う方法、もう一つは地元の人が使うコレクティーボを乗り継いでいく方法。

●過酷なコレクティーボでマチュピチュへ。まずはサンタマリア

朝、6時半。宿を出発し、アルマス広場に停まっているタクシーを捕まえ、まずは第一の目的地「サンタマリア」行きのコレクティーボ乗り場へ。

クスコのサンタマリア行きのコレクティーボ乗り場

サンタマリアまでのコレクティーボ料金は30ソルだという。

事前の情報では、相場が20~25ソル。さらに、出発時間が近くなると空席を埋めるため、簡単に10ソルくらいまで下がるらしい。

次のサンタマリア行きのコレクティーボは7時発ということで、ギリギリまでちょっと粘ってみる。

しかし、今日の仕切り屋は女将さん。

7時ギリギリになっても、決して値段を下げることはなく、結局25ソルで交渉成立した段階で次のコレクティーボは7時半に。

しかも、9人乗りくらいのワンボックスに12人以上は乗っている。

ぎゅうぎゅう詰めのコレクティーボは、8時過ぎに出発。

途中、悪路も続き、ようやく舗装道路に出たかと思うと、今度は山道をくねくねと上がったり下がったり。

雲の上まで道が続いていた。

雲の上まで道が続くマチュピチュ行きの激しい山道

高地に住んでいる貧しい女の子に、コレクティーボの中から現地の女の人が食べ物をあげたり、

マチュピチュ行きのコレクティーボの途中で出会った少女

あまりの激しいワインディングロードに、乗り物酔いの末期のご家族がヤバかったりと、マチュピチュ行きのコレクティーボの旅は続く。

乗客全員がぐったり仕切った5時後にようやくサンタマリアへ到着。

安くクスコからマチュピチュへ行く方法、結構きつい。

●まさかの土砂崩れで通行止め。サンタテレサ経由で水力発電所へ

次の目的地は、サンタテレサを経由して「水力発電所(イドロエレクトロニカ)」へ。

サンタマリアに到着すると、早速コレクティーボの客引きが声をかけてくる。

ちょっと休憩の後、コレクティーボで水力発電所を目指す。

するといきなりの悪路にコレクティーボは立ち往生。

マチュピチュ行きのコレクティーボの途中、あまりの悪路に立ち往生

泥沼のような路面に、車がスタックする可能性があるため乗客は全員降りて車重を軽くし、勢いをつけて突破。

マチュピチュ行きのコレクティーボの途中、勢い付けて悪路を突破

オフロード仕様のバイクですらあまりの悪路に苦戦。

マチュピチュ行きの途中の悪路。バイクですら苦戦

もちろん、乗客はそこを徒歩で通過。靴もズボンもぐっちゃぐちゃ。

マチュピチュ行きの途中の悪路。靴は泥まみれ

少しでもコースを外れるとすぐ崖という、車1台やっと通れるような道を進んでいく。

マチュピチュ行きの途中の山道。少しでもコースを外れたら崖の下へ直行

サンタテレサに着く前に、またしてもコレクティーボがストップ。

また悪路かなと思いきや、これ以上コレクティーボは進めないという。どうやら、数日前の土砂崩れで車が通れないらしい。

マチュピチュ行きの途中の山道ががけ崩れで通行止め。ここからサンタテレサまで徒歩

ここからサンタテレサを目指し、徒歩で移動。

途中、バラバラと山の上から道へバラバラと石が降ってくるミニ土砂崩れエリアを通過し、いよいよ土砂崩れ現場へ。

たくさんの重機が道の復旧を目指し、土砂を片付けている。

今までどんな悪路も物ともしなかったバイカーも、さすがに立ち尽くす。

マチュピチュ行きの途中の山道ががけ崩れで通行止め。さすがのバイカーも途方に暮れる

徒歩だと何とか通過することができ、ちょうど通行止めの反対側でコレクティーボが待っていたので、水力発電所まで連れて行ってもらうことに。

サンタテレサを経由し、さっくりと水力発電所へ到着。

●最後は徒歩でマチュピチュを目指す

15時過ぎ。水力発電所にあるトレッキングのエントリーで名前を記入し、トレッキング開始。

エントリーのおじさんに教えてもらった方向に歩くと、すぐにペルーレイルの駅に到着。ここからは、線路沿いに歩けばマチュピチュに到着するらしい。

しかし、線路に沿って先に進むと、いきなり線路が土砂に埋まっている。

工事のおじさんに進む方向を聞き、山の中を登る。すると、目の前に線路が現れた。

あとは、とにかく線路沿いに歩く、歩く。

マチュピチュ行きの最後は徒歩でマチュピチュ村を目指す。とにかく線路を歩く

この辺は雨も多いのか、近くを流れる川は茶色く濁った濁流、歩く足元の道も良くない。

線路の敷石も、これまた歩きづらい。

途中、狭いトンネルの中で正面から迫ってくる電車に驚かされたりしながら、なんとかマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)へ到着。

ここまで、かなり辛い道のりだった。

そういえば、どこかで会った旅人が言っていた。

「電車を使わないでマチュピチュへ行くのは結構ハードだよ。」

うん。帰りは電車にしよう。

●クスコからマチュピチュへ電車を使わず安く行く方法まとめ

①クスコ市内からタクシーでサンタマリア行きのコレクティーボ乗り場へ
②コレクティーボでサンタマリアへ(乗り物酔いに注意)
③コレクティーボでサンタテレサを経由し、水力発電所(イドロエレクトロニカ)へ
④ペルーレイルの線路沿いにひたすら歩けばマチュピチュ村へ到着

費用および所要時間

①タクシー料金1台 5ソル 5~10分
②コレクティーボ料金1人 25ソル 5時間
③コレクティーボ料金1人 15ソル 1時間
④徒歩 2.5時間

※③は途中通行止めが無ければ

●マチュピチュの入場チケットを購入

アルマス広場にある観光案内所(ツーリストInfo)隣のチケット売り場で、マチュピチュの入場チケットを購入。日曜日だったので、チケット売り場が閉まっているのではと心配していたが、営業時間は20時くらいまでのよう。

その後、みんなで近くのペルー料理で15ソルのディナー。

マチュピチュ村で15ソルのディナー

片道8USドルのマチュピチュ行きのバスチケットを買い、明日の早起きに備えて早めの就寝。

○マチュピチュ入場費用 1人:63ソル(S割引)

●マチュピチュ村の安宿「Hostal Sayac-Marca」

マチュピチュ行きのバス乗り場すぐ近くにあるマチュピチュ村の安宿「Hostal Sayac-Marca」は、この辺では最安値ラインの安宿。

バス乗り場すぐ近くなので、早朝並ぶのにはかなりの好立地。また、マチュピチュ村のセントロ「アルマス広場」や、マチュピチュ駅にも近いのでかなり便利。

ただ、古いホテルのような作りのため、欧米系ホステルのような快適さは無い。部屋も若干カビ臭く、朝食やWiFi、キッチンなどのサービスも無し。

マチュピチュに行くためだけで、とにかく安くマチュピチュ村に泊まりたいという方にはおすすめ。

宿泊費用:ドミ1泊 15ソル(1人)

場所:マチュピチュ駅から民芸品マーケットを抜けた西側の橋を渡って、アグアス・カリエンテス川沿いの通りに降りるスロープの途中(Sinchi Roca通り)にある。

水力発電所から歩きの場合は、マチュピチュ村に入って始めに見える人が渡る用の橋のたもとの路地を左に入るとすぐHostalの看板が見える。

かつやかつや

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