Posted by Katsuya on 7th 10月 2010

Go to Jasper ジャスパー国立公園へ

アイスフィールド・パークウェイから見える風景はスケールがハンパない

今日から車を借り、カナディアンロッキーを巡る。

今日の目的地はジャスパー。今いるバンフから、バンフ国立公園内を走るボウバレー・パークウェイを北に走り、続くバンフ国立公園内のアイスフィールド・パークウェイをさらに北へ進むとジャスパー国立公園だ。

●右側通行と左ハンドル

早朝のうちに宿からバンフの街中に向かい、昨日レンタカーを予約したバンフの街のレンタカー屋さんで手続を行う。

○レンタカーを借りるのに必要なもの

 ・国際免許証
 ・クレジットカード
 ・ホントなら日本の免許証

簡単な説明と、書類へのサインで賃借契約が完了。日本の免許証すら見られることなくすんなり借りられた。また、日本人にはGPSの機械(たぶんナビみたいなもの)が人気とのことで勧めて頂いたが、1日10ドルちょっとといい値段がかかるのでお断り。バンフからジャスパーまでの道は簡単だし、そこら辺に置いてある無料の地図も手に入れたので大丈夫だろう。

外に出て、車の説明。日本では見たことない車だったが、日産の乗用車(普通のセダン)が用意されていた。日本でも日産に乗っていたし操作には問題なさそうだ。ちなみに、今回借りたのは一番安いコンパクトカーのカテゴリー。日本でいったら普通の乗用車(1500ccクラス)が、こちらの人のいうコンパクトカーなんだね。

一通り、説明が終わり車のエンジンをかける。海外(特にヨーロッパ)では、大抵の車がマニュアルシフトだったのでカナダでもそうかと思ったが、今回借りた車は幸いにもオートマだった。さて、レンタカー屋から車を出し、まずは右折。いつもの感じで右手でウインカーのレバーを下に倒すと、ワイパーが作動。。そっか、これも逆なのね。。

普通に走っている分には右側通行も問題ないが、いざ左折をするときに間違って反対レーンに入りそうになる。左折は大回り、大回りと。駐車などでバックをするときも、つい癖で左後ろを見るように頭をひねってしまう。全てが反対になるので、しばらく慣れなそうだ。

○レンタカー費用

コンパクトカー72時間:213.22CAD(バンフのエンタープライズレンタカー)

●雄大な大自然のボウ・バレー・パークウェイ

バンフを街から、ハイウェイ1を通り旧道1Aに入る。ここからが、カナディアンロッキーが誇るドライブルート「ボウ・バレー・パークウェイ」だ。きっちりと整備された広いボウバレーパークウェイを、まずはレイクルイーズを目指して進む。車窓から見えてくる景色は、これまで見た景色と比べスケールが違う。特に、カナディアンロッキーの山々は、まるで地表にできた巨大な波のように不思議な形で連なってそびえ立ち、ついつい見とれてしまう。

レイクルイーズに向かう途中、いくつものビュースポットに出会う。氷河から流れ出した水が川を流れ、それが所々で湖となっている。これがまた美しい。なんといっても、川を流れる水も、それがたまった湖もエメラルドグリーンに輝いているのだ。こんな景色見たことない。

ちょいちょい車を停め、大自然を満喫しカメラのシャッターを切る。やっぱり一眼買って正解。

ゆっくり走りながらも午前中のうちにはレイクルイーズへ到着。

●レイクルイーズの2つの湖

雄大なカナディアンロッキーに囲まれるルイーズ湖。今日の湖の色はいまいち

レイクルイーズには有名な湖が二つある。まずは、午前中が美しいとされるモレイン湖へ。

レイクルイーズの街から山道を進むこと30分。山道の終点と共に、緑色の湖が見えてきた。早速、車を降り、モレイン湖へ近づく。ここに来る途中に見てきたエメラルドグリーンと比べどれほど美しいかと期待していたが、季節の関係か時間の関係か、湖に光が当たっておらず何となく薄暗い雰囲気。湖畔にある建物もすっかりシーズンオフで静まり返っている。

気を取り直して、次のポイントルイーズ湖へ。

モレイン湖と比べ、ルイーズ湖は大きな湖だ。美しい湖を眺めながら昼食。時折現れる、野鳥やリスが何とも大自然を感じさせてくれる。ただ、こちらもやっぱりシーズンオフの雰囲気たっぷり。湖お決まりのボートもすべて片づけられていたり、湖周辺のお店もすべて閉まっていたりする。静かな湖畔を楽しむにはいい季節なのかも。

●コロンビア大氷原の雪上車ツアーに参加

特別な雪上車で行くコロンビア大氷原の雪上車ツアー

レイクルイーズからさらに北上を続け、いよいよアイスフィールド・パークウェイへ入る。

今日の最大の見どころはコロンビア大氷原。何万年もかけて形成されたという大氷原の上を専用の雪上車で進み、間近で氷河を体験するというツアーに参加する。

アイスフィールド・パークウェイを進むこと約2時間。山から流れ落ちるような氷とも雪とも取れる白い塊が見えてきた。コロンビア大氷原だ。

ビジターセンターの駐車場に車を停め、チケットを購入。何とか最終回の16時のセッションに間に合った。

30分程、待ち時間をビジターセンターで過ごす。バンフの街でもそうだったが、ここにも大勢の日本人ツアー客が押し寄せていた。カナディアンロッキー、間違いなく今日本で話題のスポットだ(?)。

いよいよ16時のセッションとなり、まずは普通のバスに乗り込む。ここで働く日本人の方が英語で解説をしながら、氷河の方向へバスを進める。ほんの何十年か前までは、今の位置よりさらにふもとまで氷河があったそうだ。氷河が減少しているのは、温暖化の影響だろうか。

ビジターセンターから、雪上車への乗り換えポイントへ到着。そこには、トラクターのような巨大なタイヤを履くバスが駐車している。雪上用に特別に作られたバスに乗り込み、コロンビア大氷原の雪上車ツアーがスタート。

急な勾配の氷原をバスが登って行く。回りの風景はもちろんすごいが、このバスもすごい。15分程登ったところのビューポイントでバスを運転していたスタッフに記念撮影を頼むと、大氷原をバックに、雄大なカナディアンロッキーをバックに、そしてもちろんこのバスをバックにしたショットと彼の中でお決まりの3ショットを撮ってくれた。

1か所のビューポイントに停まっただけですぐに引き返してツアーは終了。バスはすごかったが、値段が高かった割にはあまりにもあっけなかった感じがする。チケット代の一部が、大氷原の保護に役に立てばと無理やり納得する。

○コロンビア大氷原の雪上車ツアー費用

1人:51.45CAD(1時間くらいのツアー)

●ジャスパーへ到着

雪上車ツアーの後、さらにアイスフィールド・パークウェイを北に進み、今日の最終目的地ジャスパーへ到着。

目星を付けていた宿へ向かい、部屋の空き状況を確認する。ピークシーズンは過ぎているため、問題なくチェックイン完了。

明日は、ジャスパーからレイクルイーズ方面に戻り、今日見れなかったアイスフィールド・パークウェイの見どころを散策する。

●ジャスパーの安宿「Jasper International Hostel」

バンフの宿に引き続き、今日もHI系のホステル。設備やスタッフの対応は特に問題なし。アイランド型のキッチンは広くて使いやすいが、ネットが使えなかったり(今日はたまたまWiFiが使えないだけと言っていたが)、宿内で靴を脱がなければならなかったりといまいちな点も。

ドミの部屋は広い部屋にベッドが並び、11時には消灯、8時には電気が付くというまるで合宿のような感じ。夜中に電気を付けられるよりはよっぽどいいけど。全体的には、いい安宿でした。

宿泊費用:ドミ1泊1名 22CAD

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