Easter Island Day 15 イースター島15日目 イースター島でモアイと年越し
今年の年越しはイースター島で迎える。
●モアイ製造所 ラノ・ララクへ
イースター島滞在も2週間を経過。
唯一、見に行っていなかったのがモアイの切り出し場「ラノ・ララク」。
イースター島の見所は基本的に無料。モアイが島中その辺にいるっていう感じ。しかし、唯一ラノ・ララクとオロンゴ儀式村のみチケットが必要で、それがUS60ドルもする。
初めは高い。。と思い、足踏みしていたが、他のモアイの見所が無料ということを考えるとその値段設定も納得できたりする。
ということで、イースター島で一番モアイがたくさんいるポイントラノ・ララクを今日いよいよ見に行く。
車でラノ・ララクの入り口に向かう途中、切り出し場となっている山の斜面にモアイがごろごろいるのが見える。入り口で30,000ペソを支払い、ラノ・ララクへエントリーすると、実際に切り出したてのモアイが目の前に現れる。
切り出してからしばらく年月が経過したため、土に体の半分まで埋もれてしまったモアイ、運搬途中だったであろう斜面に横たわるモアイ、全長20mはあろうかというくらい切り出し途中のモアイ、見渡す限りモアイだらけ。
当然、重機などなかった時代。こんなに巨大なモアイをどのように切り出し、運搬したのだろうか。
ここでは、モアイの不思議をより実感できる。
ラノ・ララク&オロンゴ儀式村入場費用:30,000ペソ(1人)
●今年最後のビーチと年越しパーティ
この時期、イースター島の日中の日差しは結構なもの。
ラノ・ララクを一通り見ると、海が恋しくなる。ということで、熱くなった体を冷ましにアナケナビーチへ。
しかし、着いたころにはもう夕方。日没まではまだまだ時間はあるが、雲が増えてきたため一泳ぎするだけで大満足。
アナケナビーチは、こじんまりしたビーチだが、その分人も少なくて快適なビーチだ。
そして、今日はいよいよ大晦日。
Residencial Petero Atamuの宿泊者全員が、オーナーご家族に招待され、年越しパーティーを一緒にすることになった。
参加費はクリスマスパーティーの時と同様、各自の飲み物をもってくるのみ。さらに、出てくる料理がハンパない。ローリー自慢の肉料理がこれでもかと出てくる。
こんなにもてなしてくれる宿は初めて。ファミリーの一員として宿泊者を迎えてくれ、豪華な料理まで振舞ってくれる。
クリスマス、年越しとイースター島で過ごせてよかった。
●年越しカウントダウンイベント in イースター島
いよいよ、2010年も残すところ30分。
なんと、今年は10年ぶりにイースター島でNew Yearの花火があがるらしい。
急いで年越しイベントの行われている会場へ。ちなみに、会場は宿近くの海岸沿いの公園。
すると、普段見慣れたモアイがカラフルな色でライトアップされ、そこに特設ステージが出来上がっていた。会場には、普段静かなイースター島のどこから集まってきたのか、たくさんの人で埋め尽くされており、バンドの演奏する音楽に身を任せている。
ステージで何曲目かの演奏が終わると、あと3分で新年ですと司会者へマイクがバトンタッチ。
いよいよ2011年まであと10秒。
司会者の時計にあわせて会場の全員がカウントダウン。
3・2・1・・・
2011年、明けましておめでとう!と同時に、花火が勢い良くあがりだす。
日本の花火と比べて海外のは・・・なんて話を良く聞くが、全然そんなことはなく、巨大で色鮮やかな花火が次々と美しくイースター島の夜空を飾る。
会場はますます盛り上がり、バンドの演奏にも熱が入る。
何回目かのアンコールでは、観客もステージに上がり新年を祝う。
バンドも変わり、まだまだイベントは続く勢いだったが、明日の日の出を見に行くためここらで退散。
楽しく年を越せたことに感謝!
かつや
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