Archives for "032_チリ(Chile)"
パイネ国立公園Wルートトレッキング1日目 Paine National park Torres del Paine W Route Trekking 1st day
●Time Table
06:00 起床
07:00 朝食
7:30 ピックアップ
08:45~09:00 トイレ休憩
09:40 パイネ国立公園到着(園内無料バス乗り換え)
10:50 フェリー乗り場”Guarderia Pudeto”に到着
12:05 フェリー出発(有料) ~昼食(ハム&チーズサンドイッチ)~
12:50 フェリー、パイネグランデ 到着(有料キャンプ場)
14:00~14:20 テント設営
14:30 昼食 (ネギ&ソーセージ入りラーメン)
15:45 トレッキング開始 ~おやつ (ハム&チーズサンドイッチ、飴)
17:20 ミラドール”Mirador Pehoe”到着
18:10 パイネグランデ(有料キャンプ場)到着
18:40~20:00 コーヒーブレイク→夕食(アスパラ&ソーセージ入りスープパスタ)
→コーヒーブレイク
20:30 就寝準備
22:00 就寝
●パイネトレッキング初日。まさかの雨
宿のベッドがしっくり来なくて、夜中に何度か目が覚めつつ
朝を迎えたパイネトレッキング初日の朝。
バックパックに最後のパッキング。
宿に置いていく荷物が詰まった段ボールを宿の人へ預ける。
さあ、朝食食べたら出発だ!
て矢先。
ん・・?
雨・・??
昨日まで超天気良かったのに、いきなりの雨。しとしとしとしと振ってきた。
空は薄暗く、外は既にびしょ濡れの状態。
夜中に起きたときは雨の音なんてしてなかったのに。
昨日見た、あの綺麗な夕陽はなんだったのか。。
いや~な予感。
天気はね、一応ちゃんと確かに調べてたんです、うちら。
でもね、その中でMSNだけが悪い天気予報。
yahooとかはいい天気だったんだよね。
だからいいほうの天気予報を信じてトレッキングに臨もうとしてたのに。
やばいなー
MSNが当たってたのかも。。
もしかして、トレッキング中ほぼ雨??
むむむ。。
あ、お迎えバス来た。
気を取り直して出発~・・
外は雨
パイネトレッキングの拠点となる町、プエルトナタレスからパイネ国立公園まで
1時間くらいで行けるのかと思ってたけど、意外と遠い。
7:30にピックアップに来たバスは15分間のトイレ休憩を挟み、
9:40ようやくパイネ国立公園入場ゲートに到着した。
ここで入場料(15,000ペソ)を払い、公園内MAPをもらう。
と、ここで
南極を一緒に旅した村上さんとのお別れ。
村上さんは公園内をぐるっと一周する「サーキットコース」
村上さん、独特な空気感を持っています。
時々見せる裏の顔がまた良し。
干しぶどうとパンで生きる男、村上さん。
10日コースのサーキットは大変だと思うけど気をつけて
私達のバスはまだまだ道を進んでいく。
今日目指すキャンプ場はフェリーで渡った先にある「パイネグランデキャンプ場」
ここを拠点に氷河&湖を眺めるトレッキングをする。
バスは終点手前のフェリー乗り場に到着。
バスを降りてからすぐフェリーに乗れるのかなーて思ってたけど、意外と待つ。
・・雨の中。
フェリー、そこにいるなら乗せて~
12時。やっとフェリー出発。
バックパックどさどさ。
ここに皆の寝床と食料が詰まってるんだなーうん、壮観。
12:50。
やっと到着、パイネグランデキャンプ場。
天気は相変わらずの雨。
うーん。どうしようかなー。。
折角の景色もこの雨じゃイマイチになりそうな気がして悩む私達。
昨日宿で一緒だったアウトドアカップルは今から氷河近くの無料キャンプ場(Los Guardas)目指すという。
所要片道5,5時間。
この天気、悪路、そしてMAX重量のバックパックで・・
すごい。
軽やかに去っていた二人。
うちらには無理だー
天気が晴れるまでおとなしくしてよ。
まずはテント設営。
昨日レンタル屋のお兄さんに聞きつつ店内で組み立てていたので
なんとか無事設営出来た。
トレッキング中の寝床完成!
遅めのお昼を食べ終えた16時ごろ・・
雨が止んできた★
チャンース
パイネ初トレッキングは
レンタル屋のお兄さんお勧めコース(Wルート+αの部分)へ。
パイネグランデキャンプ場の下の道を歩くお散歩コース。
今日はかるい足慣らし♪
このルートのポイントは、横に美しい湖を眺めながら歩けること。
曇りで光は足りないけど、いい景色。
とろり~んとした湖の上をフェリーが進んでく。
良いコース。
途中、すれ違う人は皆バックパックをしょっている。
ん?バス降りてから、フェリー使わず歩いてきたんだ!
今日のこの雨の中・・
すごいな。
でも体力あればフェリー代も浮くし、いいルートかも。
何より湖がずっと横にいてくれる。
飴でエネルギー補給しながらの初トレッキング。
道はUpDownあるところ、足場の悪いところが若干あるけどいい肩慣らしコースだった。
(うちらは途中写真を撮ったりしつつ、のんびり歩いて往復2時間半程)
息を切らして歩くのって気持ちいい。
帰り道は再び雨が。傘をさしつつキャンプ場まで戻る。
初日のウォーミングアップとしては良かったかな。
今日の夜ごはん。スープの素で作るパスタ美味し
明日は晴れろーー
○本日のトレッキングルート(+α部分)
○MAP
入場ゲートでもらう、公園内MAPは超優秀。完璧です。
とっても見やすい、分かりやすい。
歩き方はありえない位見にくいので、間違っても持ってこないように・・
○パイネグランデキャンプ場
・有料(1テントに2人でも、1人4500ペソ)。高~><
・食事・休憩が出来る小屋有。
―なんとガスコンロ有ガス缶の減りを気にせずお料理が出来ます。
うちらが泊まった中ではここだけ。
皆が置いていったガス缶も有。空が多いけど、ガス入りも。
―小屋の中にコンセント有。デジカメ充電OK
―22時closeなので気をつけて。
・屋外だけど、綺麗なトイレ、ホットシャワー有。
・ミニマーケット有(パン、パスタ、クッキー、飲み物、スープの素・・なんでも有。しかもパイネの中では安いほう)
―サーキットコースの人など、ここで食料補給するのがオススメ。
パンたくさん入って1000ペソ、パスタ、クッキーも1000ペソ位だったかな。
パン、パスタ売ってない&クッキー2000ペソする場所も多いので・・
○本日の歩いた距離と時間
パイネグランデキャンプ場(有料) ~ ミラドール (往復) 2H25分/9km
2H25分かけて、9kmを歩きました。
あきえ
Paine National park’s MAP and Trekking route パイネ国立公園の地図&トレッキングルート
○パイネ国立公園内の地図
パイネでのトレッキング準備にあたり、うちらが一番困ったこと・・
それは、トレッキングルートが全く分からない!ということ。
歩き方に載ってる地図は全く意味不明
トレッキング帰りの旅人にコースを聞いてから見ても?ばかり。
プエルトナタレスの観光案内所でやっと見やすい地図をもらったけど、
それじゃあちょっと、遅すぎる・・
てコトで公園入り口で貰える地図、WコースのほうだけですがUPしておきます。
※クリックすると拡大されます。
赤線部分がWのルート。
○見所は大きく3つ。
①トーレス・デル・パイネ(朝日最高)→Wの右上部分。
②360度の眺め→Wの真ん中、上部分。
③氷河→Wの左上部分。
正攻法
は右→左へ攻めるルートですが、トーレスデルパイネまでの道が一番?険しい。
食料&テントなどなど重たい荷物を持ち、初日から登るのはきつい・・
そのため、
フェリー
で一気にW左下部分まで行き、その後
①歩きでトーレス・デル・パイネを目指すか
②帰りもフェリーに乗り、Wの右下部分まで向かう・・てパターンも一般的です。
どちらを選ぶかは体力・日数・予算次第。
パイネ、意外と結構お金かかります。
あきえ
PUERTO NATALES 2 DAY プエルトナタレス2日目
○準備も大詰め
今日こそトレッキング準備整えて、明日出発するぞー!
スーパーに行って、生鮮食品を購入し、
アウトドア用品のレンタルショップへ行って、必要な道具をレンタルし
宿の情報ノートでトレッキングルートの確認を行い
宿に預ける荷物は段ボールに詰め(スーパーでもらってきた)
レストランのfreeWiFiで天気予報を調べ
準備完了!!
なんやかんやでバタバタしてました。
レストランで頼んだ白ワインカクテル。ピーニャ(パイナップル)アイス入り。
おしゃれで美味しいのに、何故かコーヒーより安いという不思議。
ちなみに・・
○パイネ国立公園トレッキング用、食料一覧(4泊5日、2人分)
トレッキング中はガス缶とクッキングストーブ(火が出るとこ)を持ち、完全自炊生活。
いわゆるコンロ。焚き火不可の場所が多いので、火は持参必須。
レフヒオ(山小屋)のレストランにて食事も取れるが高額なため実質無理。
予定している4泊5日+1日分の余裕も持って下記食材を購入しました。
~主食~
パン12個、パスタ500g×3袋、米3合、インスタントラーメン×4袋
~野菜、肉類~
ハム500g、チーズ300g、ソーセージ5本入×2
長ネギ2,5本、アスパラガス1束、あさりの缶詰×1
~パスタソース、香辛料など
スープの素×8袋、コンソメ3個、マヨネーズ400g、
塩・コショウ・油・砂糖・唐辛子・にんにく
~おやつ~
クッキー×3、板チョコ×4、飴×3、チーズのスナック菓子×1、ドライフルーツ
~飲料~
ジュースの素、コーヒー、ミロ、紅茶、水500ml×4本
↓
○トレッキングを終えて感想。
お米 →元気出る。日本人はお米。
インスタントラーメン →軽くていい。3分で出来るのもいい。ネギ入れたらおいしい。
ネギ、アスパラガス、にんにく →大正解!軽くて日持ちもよく、いい具になる。にんにくはスタミナ満点、元気出る。
ハム&チーズ →サンドイッチに良い。けどテントの中暖かくなるので、3日目くらいが限界。
スープの素 →使用頻度NO1。普通のパスタソースは重いので、
スープの素でパスタを作る。軽いし美味しいしおすすめ。
マヨネーズ →パンにごはんにパスタに。万能。こってりしたものが恋しくなるので良い。
クッキー →もっと多くても良かった。
ドライフルーツ →普段食べない人にもおすすめ!糖分が染み渡る。
コーヒー →もっと多めに持っていけばよかった。普段より飲む。
ジュースの素 →ただの水がおいしいジュースに。糖分補給にも。
コンソメ・油・砂糖 →使わなかった。
(おまけ)にんにくの入ってた袋 → スポンジ代わりに。食器を洗うときに便利。
○持ち物一覧(購入・レンタル品の値段含む)
~購入~
ガス缶230g×2(1つ2500ペソ)
~レンタル品~
2人用テント(1泊3500ペソ)
テントに敷くマット(レンタルショップ:1泊500ペソ 宿:1回2つで1500ペソ)
※レンタルSHOPで借りるマットは厚いので1人1枚でOK。
宿で借りれるマットは薄いのは1人2枚使用がおすすめ。
ガスストーブ&自炊set(鍋、やかん、深めのお皿、コップ、ナイフ・スプーン・フォーク)
(1泊1000ペソ)
トレッキングシューズ (私は登山靴だったので不要。かつやのみレンタル)
(1泊2500ペソ)
~自前~
寝袋(5度まで対応)・レインパンツ・サングラス・3日分の服(着替え含む)
洗濯set・お風呂set
トイレットペーパー・日焼け止め・ライト(夜必須)
カメラ充電器・携帯・カメラ・ペン・ノート
&ナイロンジャケット・帽子・夜用コート・傘(あきえ)
&防水ジャケット・(かつや)
紅く染まる雲。
楽しいトレッキングになりますように。
あきえ
プエルトナタレス1日目 Puerto Natales 1 Day
○明日パイネ出発を目指し、トレッキング準備を整える。
ふかふかベッドでゆっくり寝るのは久しぶり。
宿の朝食を食べ、3人でのんびり。
南極ではずーっと船の上にいたため、ウシュアイアでは丘揺れしていて気分が変だったけど、ようやく直ってきた気がする。
地面に足が付いている。地面が動いていない。ちょっとまだ変な感じ。
さて。
パイネ国立公園でのトレッキングに向けて・・
準備しなきゃいけないことはたくさんある。
①トレッキングルートの決定
②トレッキング日数の決定
③キャンプ泊に必要な道具のレンタル
④トレッキング中の食材の買出し
⑤天気予報の確認
なんだなんだ。結構いっぱいやることあるぞ。
今日一日で間に合うかしら。
まずはプエルトナタレスの市内地図&パイネ国立公園のトレッキング情報を
ゲットすべく海沿いにある観光案内所へ。
かわいいワンコ発見
キツネみたいなお顔。
お次はアウトドアグッズのレンタルショップ巡り。
私達は3泊か4泊くらいの予定なので、必要なものは基本レンタルでそろえる予定。
南極から一緒に行動している村上さんは10泊予定のため、物によっては購入予定。
小さなプエルトナタレスの町を散策します。
・・と。
あれ。お店やってなーーい。
シエスタ中でした。宿でのんびりしすぎたかな?
&今日は日曜日。なんだか町が静かだと思ったよー
レンタルショップのシエルタが開けるのも待ちつつ、
お金をおろしたり(そう、久しぶりのチリ入国なんです)なんだり。
レンタル屋さんには2種類のパターンのお店が。
レンタル品を
1日単位で計算するお店→借りたその日から費用が発生
1泊単位で計算するお店→借りた翌日から費用が発生
なのでお得な1泊計算のお店でレンタル品は揃えます。
うちらが行った登山用品のレンタルショップはココ。
住所:H.Eberhard通りと T.Rager通りが交差する場所。向かいが広場。教会も近い。セントロにあり。
目印は・・向かいがチャリ置き場、横がホステル。角から2軒目の小さいお店。
お兄さんが一人でやってます。
すごく親切だし、トレッキングルートなどの相談にも乗ってくれるからおすすめ。
さて。
レンタルショップを見終わった時点でもう夕方・・
パイネ行くとしたら、早朝出発なのに、
今からレンタル品借りて、食材揃えて、トレッキングルートも決めて・・
て出来るかな??
てことで
明日もこの町に1泊することにしました。
急がばまわれ。
あきえ
Go to Puerto Natales パイネ国立公園の起点 プエルト・ナタレスへ
最南端の地ウシュアイアを後にし、これからパタゴニアを北上する。
●さよなら上野山荘
上野山荘のマスコット犬トゥルーチャとも、南極を共にした仲間ともお別れ。
朝8時ウシュアイア発のバスでプエルト・ナタレスを目指す。
上野山荘から長距離バスが出るセントロまでは、いつものコレクティーボB線でも行けるが時間が定かではないので、タクシーを呼んでもらいウシュアイアのセントロまで行く。
○移動費用:12ペソ
上野山荘からウシュアイアセントロまでタクシーで10分くらい。バスが発着する住所(バスチケット購入時教えてくれる)をタクシーの運ちゃんに伝えれば連れて行ってくれる。
●ウシュアイアからプエルト・ナタレスへ
パンパが広がる荒野がひたすら続く。
リオ・ガジェゴスからウシュアイアに来た時と同じ国境を越え、チリへ入国。
チリへの入国は食べ物の持ち込みが厳しいが、イミグレではX線に荷物を通すだけの簡単チェックで終了。
その後、バスがしばらく進んでからフェリーに乗り込みマゼラン海峡を越える。
プンタ・アレーナスでバスを乗り換え、朝8時にウシュアイアを出たバスは22時にようやくプエルト・ナタレスへ到着。イミグレでの手続き等含めて、移動時間は14時間程。
ちなみに、このバス移動、バスの食事サービスが無いだけでなく、途中食べ物が食べれるようなところへの休憩も一切なし。アルゼンチンからチリへは食べ物が持ち込めないのにも関わらず、国境でちょっとした食べ物が買えるくらい。
なかなか過酷な移動でした。
●プエルト・ナタレスの安宿「Estrellita Del Sur」
プエルト・ナタレスの安宿情報はあまりない中、上野山荘で出会った旅人から教えてもらった宿。家族経営の民宿といった雰囲気。宿は清潔で快適。キッチンもあるが、ここのご家族と共有なので、使いたいときに好き勝手使えないのはちょっと不便。
また、無線LANも無いので(有料でネットに繋がったPCは使える)、無線LANが必要な時は近くのネットカフェへ行く必要がある。ただ、街の中心部に近いため、長距離バス到着時や買出しなどに便利な立地。
パイネ国立公園へショートトリップの際など、荷物を無料で預かってくれる。さらに、街中の相場よりちょっと安くパイネ行きのバスの手配してもらえるので、パイネに行くための宿としては申し分ない。
部屋の形式はツインが主だが、ドミとして使われているようなので、2人でもドミ料金で1部屋借りられる。
宿泊費用:1泊 1人 5,000ペソ
プエルト・ナタレスの安宿 Estrellita Del Sur 住所:Chorrillos 855
かつや
Ushuaia Day 7 上野山荘でアサドパーティー
いよいよ明日、南極ツアーの出発日。ウシュアイアの港近くにある、アーティスティックなお土産屋さんを少しぶらついてから、用事を済ますことに。
●プエルト・ナタレス行きのバスチケットを購入
南米のバカンスシーズンである今の時期、南米の長距離バスは非常に混んでいる。
南極から帰ってきてから、バス待ちの足止めを食らうのは嫌なので、今日のうちにウシュアイアからプエルト・ナタレス行きのチケットを買っておく。
ウシュアイアでバスチケットを購入する場所は、先日調べておいたので、旅行代理店に行き即購入。10日以上先ということもあってか、席はまだがらがら。
○ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの行き方
代理店の場所などは、一昨日のエントリー参照。
ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの移動費用
夜行バス セミカマ運賃:290ペソ(1人)
●One World世界一周券のルート(区間)を検討
当初予定に無かった南極が日程に入ってきたため、今後行く国の見所のシーズンを考えないと。
今のところ、この後のOne World世界一周券のルート(区間)は、サンティアゴ→サンパウロ→リマ→日本だが、鏡張りのウユニ塩湖は、今がシーズンどんぴしゃなので一刻も早くリマに飛びたいし、ブラジルにあるレンソイスのラグーンが溜まるには、今からの時期は遅ければ遅いほどいい。
ということで、この間日程を変更したばかりなので、ちょっと気が引けるが、いつものJAL担当者の方にSkypeでコール。
しかし、何度試しても出ない。
いつも2,3コールですぐ出てくれるのに、おかしい。
何気なくメキシコのカレンダーを調べてみると、今日のメキシコは祝日!
日本やヨーロッパのJALはいくら電話してもなかなか出ないし、南米のJAL(代理店)だと変更が出来ないところも多いので、One World世界一周券のルート(区間)変更は明日に持ち越し。
●上野山荘でアサドバーティー
アルゼンチンと言えばアサド(南米流バーベキューみたいなもの)。
上野山荘の宿泊者のうち、ウチら含め5人が明日から南極なので、上野山荘のみんなで最後の夕食をシェア飯にすることに。
もちろん、メニューはアサドということで、近くのスーパーLAに買出しに行きアサド用の肉を購入。
火おこし班と、仕込み班に分かれ準備を進める。
ちなみに、アルゼンチン流アサドのポイントはこんな感じらしい。
○アルゼンチン流アサドの作り方
・肉はスーパーで買ってきた巨大なカタマリのままじっくりと両面を焼く
・炎を出さないように炭火を調整し、遠赤外線で焼く
・肉の味付けは粗塩とコショウのみ
・基本的に野菜は焼かない(サラダとかにする)
焼肉やバーベキューとは、作法が全く異なるようだ。
肉の塊は、牛1.5kg、羊1kgとなかなか巨大なので、片面20分くらいかけじっくり焼き上がりを待つ。
チャリダーヨシさんがアサドール(アサドを仕切る人のこと。アルゼンチンの男はアサドができて一人前らしい)となり、肉が焼きあがった。
牛はもちろんのこと、チョリソーや羊はアサドにするとかなりうまい。
味付けは粗塩とコショウのみという意味が分かる。肉自体のうまみがぎゅっと閉じ込められ、余分な油や臭みなど落ちているため、タレなどでごまかす必要が全くないからだ。
ウチラが乗るAntarctic Dream号で南極に行ってきた3人が今日上野山荘に戻ってきたため、3人も一緒にアサド。
巨大な肉のかたまりはあっという間にきれいさっぱり。
明日からの南極船のディナーも楽しみ。
かつや
Ushuaia Day 5 ウシュアイアで一眼をゲット
せっかく南極にまで行くし、ツアーに払う費用に比べたらたいした金額じゃないし、、ってことでカメラをもう一台買うことに決定。
●南極のお供にNikon D5000+SIGMA 18-200mmを購入
ウシュアイアのツーリストインフォメーションで、いつものごとく無料のWiFiを使い買う機種を決める。
しかし、いざ店頭に行ってみるとD3000なら標準レンズ付きで4,500ペソ、と合わせて300mmの望遠も1,000ペソちょっと。しかし、D5000だと本体だけで4,200ペソするし、使いまわしのよさそうなSIGMA 18-200mmは1,850ペソもする。
D3000の値段には惹かれるし、スペックも十分そうな気はするが、荷物を1gでも減らしたい中、レンズ2本持ちはつらいし、D5000と比べるとスペックも若干劣る。
せっかく南極まで行くんだったら、と、D5000とレンズも1本で広く使えるSIGMAの18-200mmに決定!
4GBのSD HCも買って、これで南極行きの準備はOK。
あとは、カメラの使い方を覚えないと。
○カメラ購入費用
Nikon D5000:4,200ペソ
SIGMA 18-200mm:1,850ペソ
SD HC 4GB:100ペソ
しかし、日本製品は海外で買うと高い(ちなみに、アルゼンチンペソは1ペソ約20円)。世界一周ともなると機械にとって過酷だし、南米はスリとか危険だし、、といいカメラを日本から持ってくるのを躊躇するのはもったいない。これから世界一周をする方で持っていくカメラを迷っているなら、断然一眼をオススメします!
●ウシュアイアからプエルト・ナタレス行きのバスを調べる
南極から戻ってきてから、次の目的地はパイネ国立公園の起点となるプエルト・ナタレス。
しかし、ウシュアイアにはバスターミナルが無い。いったい、バスチケットはどこで買うのだろうか。
ここで、困ったときのツーリストインフォ。
海岸沿いのツーリストインフォにプエルト・ナタレスに行きたいと相談すると、バスチケットを扱うお店の住所を教えてくれた。
しかし、そこの住所に行ってみるとなんと土産物屋。お店の人に聞くと、そこを2ブロック行ったところに移ったわよとのこと。そこで、2ブロック先に行ってみるも、バスチケットが売っているようなお店は一向に見つからない。近くのお店で聞いてみると、そこを曲がったところにあるよと。
ツーリストインフォのくれたヒントを元に、だんだん近づいてきたぞ。
角を曲がったところを進むと、、あった!バス会社の名前がお店のウインドウにシールが貼ってある。
土曜日のウシュアイアからプエルト・ナタレスへは、8時発で席もまだまだ余っていた。しかし、このお店はクレジットカードが使うことができず、手持ちの現金もそこまで持っていなかったので、改めて後日買いにくることに。
○ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの行き方
ウシュアイアからプエルト・ナタレスへのバスを買うには、下記代理店で購入できます。ウシュアイアの街は分かりやすいので、下記住所さえ分かれば簡単に辿り着くことができる。
住所:GODOY 41
窓にTAQSAとかMARGAとかバス会社のシールが貼ってあります。
しかし、南極ツアーを扱う代理店もツーリストインフォでもらったリストを参考に何軒か回ったけど、中には潰れているお店もあったりと、ツーリストインフォの扱う情報はしばらく更新されてないのかなぁ。
かつや
Go to Mendoza 雄大な山脈を越えてアルゼンチンへ入国!
昨日の夜にビーニャ・デル・マルを出発した夜行バスは、夜中の2時くらいにアルゼンチンとの国境へ到着。
●南米の夜行バスは快適
陸路での国境越えは世界各国場所によってやり方が様々。
メキシコ→グアテマラの時は、ワイロ?を要求されたり、バスに置いていかれそうになったり。。
しかも事前情報でアルゼンチン⇔チリの国境越えは荷物検査など結構大変と聞いていた。確かにチリinの時は荷物検査が厳しかった。
しかし、チリからのアルゼンチン入国は意外と簡単。載っていたバスの添乗員さんに従い、アルゼンチンの入国カードを事前に記入し、流れ作業のようにイミグレに並びチリ出国とアルゼンチン入国を完了。
その後の荷物検査もすんなりOK。
標高の高いチリ⇔アルゼンチン国境はこの時期でも寒いため、眠い頭で何も考えず薄着でバスの外へ出てしまったためちょっと順番待ちがきつかったけど、それ以外は特に問題無し。
ビーニャ・デル・マル⇔メンドーサのバス移動は、南米の雄大な山脈を車窓から楽しみながら・・・というのがお決まりだが、残念ながら今回は夜行バス。
レベルの高い南米のバスはセミカマ(標準クラス)といえど、シートはゆったりでグアテマラのチキンバスとは快適度が雲泥の差。
そのため、朝までぐっすり寝ることができ、その上、おかしとジュースが配られるなどのうれしい心配りも。
バス運賃も雲泥の差だけどね・・・。
●ワインの街メンドーサへ到着!
ビーニャからの夜行バスは朝8時くらいにアルゼンチンのメンドーサへ到着。
国が変わったらまずやること。
それはATMでお金を下ろすこと。
しかし、メンドーサのバスターミナルにある2箇所のATMはどちらも故障中。
あとで聞いた話によると、ブラジルの金融政策のせいで一時的にアルゼンチンペソが不足しているらしい。
目星をつけていた安宿にチェックインした後、街へ出て銀行を巡る。
大手の銀行前には店内から続く行列が店の外にまではみ出しており、ちょっとした取り付け騒ぎの様相。
幸い紙幣がなくなることもなく、ATMからアルゼンチンペソをゲット。
これで、安心してアルゼンチン名物の”肉”を楽しめる。早速、その足で街中のレストランへ向かい、肉の塊を堪能。
肉好きにはたまらない南米。
これからが楽しみ。
○メンドーサの安宿「Casa Pueblo Hostel」
バスターミナルから徒歩10分くらいと、ちょっとセントロから離れているが、キレイで快適な安宿。24時間レセプションのスタッフの対応も良く(昼番の人はジェントルで、夜番の人はアミーゴな感じ)、無料WiFi、キッチン利用、朝食付き、快適な共有スペースや中庭などゆったりとステイすることができる。
設備も清潔で、おすすめです。
宿泊費用 ドミ1名1泊:40ペソ
かつや
Valparaíso 隣町バルパライソへ
今日は、ビーニャ・デル・マルの隣町バルパライソへ。
●世界文化遺産にも登録された街並み
バルパライソの魅力はなんといってもそのカラフルな街並み。
ビーニャからはバスで移動し、15分くらいで到着。
早速、名物でもある丘を登りそこから見える港や街並みを楽しむ。
アセンソールから見下ろすと、港方面の街並みはクラシックな建物が並び、山方面にはペンキ塗りのカラフルな家々が立ち並ぶ。
アセンソールを降りた後、カラフルなペンキ塗りの家々が立ち並ぶ青空美術館へ。
自由に描かれた壁画や、色とりどりの壁の色はポップで、なぜか全体的に調和が取れている。その反面、さびさびのトタン屋根やボロボロの小屋などもあり、ちょっと路地へ入ると、物騒な雰囲気もする街。
カラフルで明るい南米と、貧困と治安の悪い南米という両方の顔を併せ持つバルパライソ。なかなか魅力的な街。
そして、チリ最大の港町でもあるバルパライソには活気溢れる街という魅力もある。
しばらく街をぶらぶらし、500ペソ/kg(約100円/kg)のおいしいチェリーをゲット。サンティアゴやビーニャよりも格段に安い。ここのフルーツはおすすめ。
ということで、今日でいよいよビーニャ最終日。
ビーニャからアルゼンチンのメンドーサに向けて夜行バスで出発!
今回も汐見荘楽しかった!
○ビーニャ・デル・マルからバルパライソへの行き方
汐見荘から魚市場へ行くときに通る、海岸沿いの幹線道路からバルパライソ行きのバスに乗ることができます。10分も待てば来るので、歩道橋下のバス停からバスに乗り込みましょう。
ビーニャ・デル・マルからバルパライソへのバス運賃:370ペソ(1人)
○ビーニャ・デル・マルからメンドーサへの行き方
ビーニャ・デル・マルのセントロのバスターミナルから国際バスが発着しています。メンドーサへの夜行バスはセミカマでも十分快適。ちなみに、バルパライソのTurバスオフィスでも、ビーニャ発のバスチケットを買うことができます。
ビーニャ・デル・マルからメンドーサへのバス セミカマ運賃:11,000ペソ(1人)
かつや
Sea food in Viña del Mar 2 ビーニャの海鮮はやっぱりうまい
ビーニャ・デル・マルでやること。といえば、朝に魚市場へ行くこと。
●ビーニャ・デル・マル名物の海鮮でパスタ
朝9時に汐見荘を出発。
ビーニャの魚市場に着くと、相変わらず魚のアラを求めてアザラシやペリカン、カモメなどたくさんの動物が海岸に行列を作っている。
今回は新鮮な魚介を使ってパスタを作ることに。
ということで、おなじみの巨大イカや新鮮なエビ・ホタテをゲット。
宿に戻り、新鮮な魚介を火にかける。白ワインで蒸して海鮮パスタのできあがり!
ビーニャにいると、朝から晩まで食べ物のことばかり。セントロまでも遠いし、周辺の見所も特に・・・。
かつや