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Go to Montenegro ドブロブニクを目指して北上!
今日は、朝起きてまずOne Worldの日程変更から。JALのヨーロッパ国際予約センターに電話し日程を変更する。
●ヨーロッパにいるならOne Worldの変更はここ!
以前、日本のJAL予約センターに電話した時は、回線がいっぱいで全く繋がらなかったので(そして多額の国際電話料金請求…)、JALから電話がかかってきたときにヨーロッパのセンターを聞いておいた。
○JAL ヨーロッパ国際予約センター
ロンドンにあります。One Worldの日程変更など受け付けてくれます。
電話番号:+44-20-7660-0349
受付時間:ロンドン時間で8:00~17:00
さあ、ロンドンはつながるか。朝一で電話するもやはり「ただ今順番にお繋ぎしております」のアナウンスが。国際電話の料金を気にしつつも2,3分待つと「ただ今大変混雑しておりますので、しばらくたってからお掛け直しください」と…。またか!と思ったが、切らずにイライラするさわやかなお待たせ音楽を聞いていると、またロールの最初に戻った。ということは、「お掛け直しください」の時点で切った人がいれば、順番が繰り越されるはず。もうちょっと待ってみるか。
案の定「お掛け直しください」のアナウンスの後、2,3分でオペレーターへつなぐコール音が。勝った!つながったオペレーターの人は、対応レベルも高く一安心。早速、フライト変更の手続き(全3フライト)をする。希望日を伝えるだけで、その場で手続きを取ってくれ、各航空会社の承諾もすぐにOKが出た。この段階で、また長い事待たされるかと覚悟していたが、最初のコールから15分程で完了。ロンドンの方が、日本の予約センターよりも待たされなくてお勧め!
●格安航空券を探す
さて、One Worldの日程変更が予定通り変更できたので、次は、残りのヨーロッパの旅を効率よく回るためのカギを握る航空券を手配する。
もちろんインターネットを駆使し格安航空会社を探すのだが、ヨーロッパには格安航空会社がたくさんあるため、1社1社日程を入れて料金を比較してなんてのは時間がかかってしょうがない。そこで、便利なのが「SkyScanner」というサイト。まさに、こんなサイトを探してましたって感じ。出発地と目的地を都市名で入れ、日程を設定したら検索をクリックするだけで、ずらっと航空会社、時間、価格の一覧が出る。
しかも、そこから予約までできちゃうという優れもの。午前中一杯かけ、ヨーロッパのフライトを手配する。結構、めんどくさい。。
●ドブロブニクを目指して北上!
宿の人に昨日聞いておいたルートで、ドブロブニクを目指して北上する。
まずはティラナの北にあるバス乗り場から、アルバニア国境の町シュコダルまで移動する。バスはちょっと古いけど、シュコダルまで快適に移動。シュコダルから、ちょっと小さめなバスに乗り換え、モンテネグロのウルツィニィまで行く。そこで、うまい事ドブロブニク行きの夜行バスでもあれば。。
国境越えはスムーズで、アルバニア出国ではパスポートチェックすら無し、モンテネグロ入国では、バスに係員が乗り込んできて流れ作業でスタンプポン。
ただ、到着したウルツィニィのバスターミナルで、ドブロブニク行きを確認したところ、明日の朝7時15分が今からだと最短とのこと。今から(18時くらい)だと、ポトゴリツァ行きのバスが20:00にあるくらい。どうしようか考えていると、ちょうどプライベートルームの客引きの少年が声をかけてきた。
○ティラナからドブロブニクへの行き方
バス移動の場合、1日でティラナからドブロブニクへはたぶん無理。まずは、モンテネグロのウルツィニィを目指しましょう。
①ティラナの北からシュコダル行きが11時から時間おきに有り(2時間半、300Lec)
②シュコダルからウルツィニィへは15時か16時のバス(2時間、5ユーロ)
③ウルツィニィからヘルツェグ・ノヴィ行きのバスが7時に出ている(4時間、9.5ユーロ+荷物1ユーロ)
④ヘルツェグ・ノヴィからドブロブニク行きのバスが15:30に有り(1.5時間、10ユーロ+荷物1ユーロ)
ウルツィニィのバスターミナルで声をかけてきた客引きの少年の話によると、プライベートルームはウルツィニィの街の中心にあり1人10ユーロとこの辺の相場からするとかなり安い。まあ、10ユーロなら寝れればいいかくらいで行ってみるとこれがまた快適!
ホントに街の中心だし、ドミじゃなくちゃんとしたダブルの部屋。しかも、エアコンも冷蔵庫もWiFiまで無料で使える。少年が部屋まで案内してくれ、その場で2人分20ユーロを支払い後はご自由にと鍵を渡していった。
今日はドブロブニクまで行けず残念だったが、第18か国目のモンテネグロに入国し、ウルツィニィで快適な一泊。
●ウルツィニィの安宿 プライベートルーム
ウルツィニィのバスターミナルで中学生くらいの少年が声をかけてきます。その辺の安宿よりも設備のクオリティが高く快適。
1泊ダブル:1人 10ユーロ
In Tirana ティラナの人々は基本的には良い人だけど…
テッサロニキを昨日の21:00に発車したバスはティラナにギリシャ時間の7時に到着。ギリシャとアルバニアの時差は-1時間なので、ここで時計の針を1時間戻す。
早朝のティラナはまだ暗く、目星を付けていたホステルのレセプションOPENまで時間もあるので、バスが到着した付近のカフェで朝食タイム。あらかじめ、テッサロニキでアルバニアのお金を用意しておいて助かった。
バスが到着したのは、街の中心からすぐのところだったので、辺りの人に聞いたり歩き方の地図を見ながらホステルまで徒歩で移動。無事、ベッドに空きもあり、チェックイン完了。
さて、One Worldの次のフライトはロンドンから9/15と日が迫ってきている。間違いなく残りの日数でヨーロッパを周ることは不可能なので、One Worldの日程を変更することに。ロンドンの次の目的地であるカルガリーでは、オーロラを見にイエローナイフまで行く予定だ。そのため、オーロラのシーズンを調べ、ぎりぎりの10/2ロンドン発に変更することに決定。
そうなると、今日から1か月で中欧、ヨーロッパ、北欧を周らないと。ヨーロッパはかなり広いし、興味深い国や見どころがとにかくたくさんある。1か月で周れる国とルートを考え、スケジュールを確定。中東でちょっとゆっくりしすぎた。これからはスケジュール通りに動かないと。さらに、これまで陸路での移動がほとんどだったが、ヨーロッパの格安航空会社を駆使し、移動に飛行機を使い移動時間を節約する。
●アルバニアの人は基本親切だけど…
明日にはアルバニアを離れ、次の目的地ドブロブニクを目指す。ドブロブニクへの行き方を宿のスタッフに確認し、ティラナの北の方にあるバス乗り場を見に行くついでに、ティラナの街を歩く。
アルバニアに来るために乗ってきた夜行バスや宿を探すときもそうだったが、アルバニアの人は基本親切。ちょっと距離感は近いが、寄ってたかって旅行者に道を教えていたりいい人が多い。ただ、残念なのは中国人に対する偏見が強いことだ。特に若い層は道すがらあからさまにばかにしてくる。日本人の旅行者もまだ少ないようで、だいたいは中国人に見られる。
見どころも特に無く、ティラナ観光は終了。近年、ねずみ講の破たんによりアルバニア経済は一旦崩壊しかけたとのことだったが、人々の生活は今は安定しているように見えた。あとは、中国人に対する偏見さえ何とかなれば日本人も旅行をしやすい国になるだろう。
●ティラナの安宿 ティラナ・バックパッカー・ホステル
ティラナで泊まった安宿は、歩き方にも載っている「ティラナ・バックパッカー・ホステル」。街の中心からも近く、設備やスタッフの対応も良い。WiFiも使え、ネットにつながっているPCも2台ある。お掃除のおばちゃんも良い人(やっぱり距離感は近いけど…)。
ドミ1泊:1人 1,500Lek
Go to london バイバイ、インド。ようやくロンドンへ
インド最終日。今日は朝4時に起きて、空港送迎を待つことに。
約束の5時にドライバーが迎えに来て、インディラガンディー国際空港へ向かう。
●最終日までインド人はウザい
空港に到着し、飛行機に乗るまでの間終始インド人はウザかった。
①空港に入るだけで、いきなりチケットを見せろ。
②チェックインカウンターで並んでたら、こっちに並びなおせって言われて、そっちに並んだらまた元並んでたところに並べって。
③イミグレーションに行くと、出国カードを記入してから再度来いだって。なんでそれさっきチェックインの時言わないの。しかもウチらだけなんでそのカードくれなかったの。
④搭乗ゲートが開き、飛行機へ移動する途中、何回もセキュリティチェックがある。さっき、きっちりやったでしょう。何回やるのよ。
⑤飛行機に乗り込む前、チケットを回収するときになって「どこに行きますか?」だって。ロンドンに決まってんじゃん。ロンドン行きの飛行機なんだから。やっぱり頭空っぽなの?
⑥しかも、ロンドンには何しに行くの?ってなんでここで今更イミグレみたいなこと聞くの?もう、タラップの前だよ。
そのあとの、機内食はまずいしインドは最後まで最悪だった。
●ようやくイギリス!空気がきれい
さて、晴れて先進国イギリスへ到着。
6~7時間くらい飛行機に乗っただろうか(時差で時間調整するので何時間乗ったか良くわからない)。映画2.5本は見れた。飛行機での移動で映画を見るのは、旅の間のリフレッシュとして結構この時間は好きだ。
インドへ行くときは「のだめカンタービレ」を、ロンドン行きの時はマッドデイモンとおじいちゃんの名前なんだっけか?のアパルトヘイトの映画と、ディカプリオ主演の精神病の映画はおもしろかった。
イギリスに着いて、飛行機を降りる瞬間からインドとの違いを感じた。
まずは気温。ちょっと肌寒いくらいなので、20度弱といったところだろう(たった何時間かで30度近い気温の変化!)。
それと、周りが汚くない。空気もきれい。ホントにインドはゴミだらけだったからね。
飛行機からターミナルへ向かうバスもオートマのメルセデスの最新車両。
何もかも違う!先進国は好きだ。
●まずはロンドンで宿探し
イギリスには、昼間に到着のため1日目の宿をとっていない。
そのため、まずは宿探しからだ。
地球の歩き方で目星を付け、ロンドン市内のゲストハウスに決定。
早速、ロンドンの地下鉄を乗り継ぎ目的の駅PMLICOへ。
●ロンドンの地下鉄で感じたこと
持って歩けるポケットサイズの路線図が地下鉄の改札付近で手に入り便利。
切符が高い!ちょっとした移動で4ポンド!(オイスターカードは絶対必要)
路線案内など案内標識がわかりやすい
総じて、先進国って感じ。とても住みやすそうだ。
今日の宿泊先も無事決まり、夜は近くのスーパーで食材を購入し、ゲストハウスについているキッチンでパスタをゆでる。久しぶりのちゃんとした食事。
快適なドミで、インドの疲れを癒そう。
●ロンドンの安宿「ASTOR HOSTEL」
PMLICO駅から歩いて5分くらいの安宿。設備も清潔でスタッフの感じもよく快適。朝食付き。ネットやWiFiは有料。
かつや
Go to India タイ すごくいい国でした。後ろ髪ひかれる思いでインドへ
ハッピーハウス近くの屋台で、軽い朝ご飯。マンゴーシェイクも頼み、暑さをしのぐ。
●バイバイ、タイ。すごくいい国でした
あきえは、午前中のうちにタイマッサージをもう一度受け、午後13時の空港行きのAir Port Bus(ハイエースのバン)でスワンナプーム国際空港へ。
チェックインを済ませ、昼食をどこで取るかレストランを散策する。空港の物価はものすごく高い。タオ島も高かった(バンコクの2倍くらい)が、空港はもっと高い(バンコクの3倍くらい)。足元見すぎ。
今日は、17時25分のフライトでデリーへ行くが、その前にデリーからロンドンへのチケットの日程変更をしたかったので、早めに空港へ来た。ところが、JALのカウンターがクローズだ。フライトのある18時までは誰もいない状態らしい。
また、ブリティッシュエアウェイズのカウンターに行くも、デリーの空港じゃないと変えられないとのこと。しかたなく、日本のJAL国際線予約センターに高い金払って国際電話するも、何分たってもつながらない。ちなみに、さくらラウンジもクローズしていた。ワンワールドチケット失敗したかな。。
仕方なく、変更をあきらめ、バーガーキングで昼食を済ませ、搭乗ゲートへ向かう。またしても、インターネット端末があったので(今度は有料、1分1バーツとか)、メールをチェック。デリーで、名前を書いたカードを持ったドライバーが待っているとのこと。
その後、搭乗しデリーへ向けて出発。タイ、ホントいい国でした。なんといっても人柄が良い。さすがほほえみの国タイ。
●夜のインドへ到着!
定刻どおり飛行機は、インディラガンディー国際空港へ到着。イミグレで入国ビザにスタンプが押され、第2ヶ国目インドへ入国。預けた荷物の回収やExchengを行い、空港出口へ。
問題なく、ドライバーさんと会え、1泊目のホテルへ向かって車を走らせてくれた。空港出口では、ものすごい量の客引きがいた。しかも、タイと違って人々がギラギラしている。ちょっとだけ雰囲気も怖い感じで、1泊目は確保した方がいいよというアドバイスもわかる気がする。
また、インドの交通事情はとても劣悪なようだ。
常に四方八方クラクションは鳴りっぱなし。車線もあるような無いようなで、車がひしめき合っている。
1泊目の宿は、ニューデリー駅近くのメインバザール周辺。メインバザールでは、大規模な工事をしているため、道がものすごく悪い。何やら、道幅を確保するために、せり出した建物を政府が強制排除するらしい。1週間の猶予が与えられ、人々は自分たちでせり出した部分の解体を行っている。
途中、オーナーのASHOKさんも合流し、宿へ連れて行ってくれた。
裏路地を進んでいき、ホテルの人とやり取りをしている。何か所かホテルを連れていかれ(部屋が埋まっているため、系列の店舗へ)、ようやくチェックインとなる。確かに、右も左もわからないインドの1泊目(夜の到着だし)は、自分たちだけだと不安でいっぱいだっただろう。
1泊500ルピーなだけあって、宿はかなりボロイ。特に水回りは何年も掃除していないじゃないかって思うくらい。明日は、ホテル探しから始めないと。
●ニューデリーの安宿「White Castle」
メインバザールにある安宿。ニューデリー駅近くの路地裏で、雰囲気はあまり良くなく、設備もボロイし、清潔とは言いがたい。寝るだけの宿。
宿泊費用:ダブル1泊1室 500ルピー
かつや
JAL Airline Meals(vegetarian)ベジタリアンミールの機内食
●JALの機内食(ベジタリアンミール)
成田からタイのバンコク行き。
JALの機内食は初のベジタリアンミールにしてみました。
初のベジミールはとってもおいしかった
普段の食事と似てて、物足りなさはあまりない。
むしろ普通食よりデザートが豪華だったり、サーブされるのが早かったりしていいことずくめ。
これからJALでタイに行く方、野菜嫌いじゃなければかなりおススメです
◇メニュー
①ほうれん草のフィットチーネのクリームパスタに温野菜のせ
②サラダ(すっぱいドレッシングとレモン付き)
③パン(JALマーク入り)
④マーガリン
○飲み物は赤ワインとお茶。食後にホットコーヒーをチョイス(飲みすぎ?)
⑦終わりかと思ってたら食後のアイス登場!
大満足でした
●JALの機内食(通常食)
通常食はこんな感じです。
お肉大好き・野菜嫌いの彼は、やっぱりこっちのほうがいいらしい。
Go to World trip! 世界一周の旅に出かける
旅の準備の怒涛の2か月もいよいよ終わりを告げる。
●世界一周 怒涛の準備
会社を辞め、世界一周の旅にあきえと一緒に行くことを決断したのが2010年1月の後半。それからというもの、破傷風やA型肝炎、黄熱病などの予防接種、ワンワールドの世界一周チケットのルート決め(あきえにほとんど決めてもらっちゃってたけど。。)、クレジットカードの複数社申し込み、その他旅の準備に必要な様々なことがここには書ききれないほど。
でも、それ以上に大変だったのが、持っているものの処分。
あの大量のヤフオク販売はホントに大変で、3月の後半は残り少ない会社生活も満喫できないくらい時間を取られた。愛着のある家具や車、バイクなど手放すのは惜しかったけど、全109点をヤフオクで売ることができ、買っていただいた方から喜びの声を頂けたのがせめてもの救いだった。
●多くのモノに囲まれた生活からバックパック1つに
さて、そんなこんなで10年の東京暮らしが一旦終わりとなる最終日、部屋の片づけも終わるころふと思う。
人間は非常に多くのモノに囲まれて生活しているんだなと。たいして広くもない部屋に2人の荷物しかないはずなのに、家具のほとんどはヤフオクで売ったし、それぞれの大事な荷物は実家に運んだのに、でもまだあんなにゴミ捨て場にモノを捨てなきゃならないなんて。。
さあ、1年間生活するのに最低限の荷物を65リットルのバックパックに詰め込んで、まずはあきえの地元の札幌へ出発。
羽田から札幌への移動費用:SKY 15,800円(1人)
●いよいよ世界一周の旅に出発!
札幌でも引き続き旅の準備を行い、不足している必要なものの調達などを行っている間にあっという間に1週間が経ち(途中原因不明の39度の熱も出るし…)、いよいよ出発の時となる。あきえファミリーに見送ってもらい、新千歳空港から羽田へ。
羽田から札幌への移動費用:SKY 11,000円(1人)
羽田からは、空港リムジンバスを使い、成田へ直行。
初めての激重バックパックに四苦八苦しながら、最安の電車移動を諦め、バスでゆったりと移動。運賃は一人3千円と、この予算の限られた旅行を考えるとちょっと割高だが、2人とも体調が万全では無かったので安全策を選ぶことに。
●初めてのOne World世界一周券のチェックイン
1時間ちょっとで成田空港に到着したとき、ワンワールドのeチケットって、この先どうやってチェックインするんだろう?とふと思う。
今更感は否めないが、日本語が通じるうちに確認しておこうと早速JALのサポートデスクへ。
答えはすごく簡単で、eチケットの控えをそれぞれの空港でチェックインの際に見せればわかるよとのこと。それだけでも便利なもんだと思ったが、それ以上に自動のセルフチェックインシステムには関心。自動チェックインなんちゃらの機械にパスポート読み取らせるだけで、チェックインが完了するのだ。
いよいよ、搭乗手続きも完了し、飛行機へ向かう通路でようやく世界一周に出かけるんだって実感がわいてくる。
空港を照らす夕日がすごく素敵で、幸先よいスタートとなりそうだ。
●最初に向かうのはタイ
いよいよJALのボーイングが離陸。世界一周、第1ヶ国目タイに向けて出発!
機内食などを終え、2時間ほど乗ったところで、ひと寝入り。しばらくして起きて、時差の分(タイは日本の-2時間)時計を調整すると、到着まであと3時間もある。前の席にひざが当たるくらいエコノミーの席は狭く、6時間半のフライトは結構厳しい。
隣の席の人は100kgは超えてそうだったので、もっと辛そう。まあ、これから正月のタイへ帰省する乗客の多かったこの便の中の雰囲気は人々のうきうきとした感じが伝染し、明るい機内だったので狭いのはあんまり気にならたかったけど。
到着まで時間はまだまだあるので、地球の歩き方をぱらぱら見る。
すると、公用語 タイ語(英語はほとんど通じない)とある。ん?英語はほとんど通じない!? 英語もほとんど話せないけど、タイ語なんてまったくもってチンプンカンプン。さて、どうしようということで、電子辞書を開き、トラベルなんちゃらというコンテンツでタイ語学習を行う。
もちろん、そんな短時間ではそのコンテンツに慣れるのが精一杯で、覚えたのは、「コップンカ」と「サワディーカップ」くらい。まあ、「ありがとう」と「こんにちは」が言えればなんとかなるだろう。
●深夜にタイへ到着!
長いフライトを終え、ようやくタイ スワンナプーム国際空港へ到着。
入国手続きや荷物の受け取り、Exchengなどを済ませると、あっという間に夜中の12時近くに。実は、出発前色々な準備で時間がなく、いきなり初日の宿を事前に手配しておらずちょっとだけ不安に。ただ、ある程度事前に調べてはあったので、目星を付けていた日本人宿があるカオサンへタクシーで向かうことに。
空港を出たところに早速タクシー乗り場があり、なにやらオッチャンが仕切っていたので「カオサンへ行きたい」といったら、気が進まない様子。隣にいた、恐らく客乗せの順番待ちをしていたタクシーのオッチャンもかなり気が進まない様子。
「もうホテルは抑えているのか?」や「その辺りはなんやらかんやら」と色々言っていたけど、「まあ、大丈夫だろう(笑顔)」と仕切りのオッチャンとタクシーの運転手で話が付き、タクシーへ乗り込む。
さて、郷に入れば郷に従えとのことだが、タイのタクシーの乗り方はどうなんだろうと、地球の歩き方を開く。
何やら色々注意しなければいけない点があるらしく、出発時にちゃんと初乗り料金でメーターが動いているかとか、有料道路を使うときに後から高い値段を吹っかけられないようにしろとか、料金を精算するときは50バーツのせて払うとか書いてある。
メーター … OK。ちゃんと初乗り料金で動いている。有料道路 … OK。運転手は料金所で直接ウチらに払えと言ってきた。精算時 … OK。メーターが271バーツだったので400バーツ渡したら、おつりで80バーツくれた(1バーツおまけ!)。いい人で良かった。
●初の宿探し
そうはいっても、異国 宿無し & 夜中の1時。。
藁をも掴む思いで、目星を付けていた日本人宿に行くが、あいにくの満室。
困ったときの地球の歩き方をチェックし、不安な夜道を進み、その辺の人に道を聞き、やっとの思いで別の宿に到着。「満室です」と言われたらどうしようと内心ドキドキしながら、カウンターでエクスキューズミー。ちょっとおしゃれなタイ人のフロントからは、全然空いてるよとのこと。ラッキー。さすが「ハッピーハウス」(宿の名前)。っていうか、全然英語通じるじゃん。余裕なさ過ぎて、コップンカ言い忘れたし。
記念すべき最初の宿は一泊600バーツ。ホットシャワーとエアコン付きのダブル。さすがに、この暑さ&湿度でファンのみだとつらいだろうし、さっきまで0度の札幌にいたし、エアコン付き空いててよかった。
●危険なカオサン
部屋のチェックが済んで、この部屋に決めたとフロントのお兄ちゃんに伝え、チェックインの手続を済ませてると、「これからカオサン通りには行かない方がいいよ。明日の行かない方がいいかもね。」と。
「なんで?」と聞くと、「トゥデイ、パン!パン!、ジャパニーズ、ダイ」。
「ジャパニーズ、ダイ?」
そういうことか。あのタクシーの運転手も怪訝な感じだったのは。。詳しく聞いてみると、どうやら例のタクシン派のデモ隊と政府の衝突が激しくなったようで、すぐ近くのカオサン通りで銃撃戦になり、日本人ジャーナリストが流れ弾に当たって死んでしまったとのこと。
非常事態宣言出てるけど大丈夫だろうと、気軽に来てしまったタイ。もしかしたら、いまはホントに大変な場所かもしれない。
詳しい情報を入手するためにGoogleニュースをチェック。タイに来て、タイで起きた日本人死亡のニュースをGoogleニュースで日本のメディアをチェックって、インターネットってつくづくすごいなと感心(してる場合じゃないかもしれないけど…)。
衝突のあった場所の詳細を報じているメディアもあれば、日本の夕方のニュース動画をストリーミング配信しているメディアもある。色々調べた結果、危ない場所には近づかないこと。これでいこう。
あっという間に、朝の4時半。日本時間だったら6時半だ。シャワーを浴びて、寝ることにしよう。長い一日でした。コップンカ。
●カオサンの安宿「Happy House」
1階がレストランになっているカオサンの安宿「Happy House」。クーラー付きの部屋もあり、フリーのWiFiも使えるなど設備が良い。スタッフの対応もよく、ゆったり過ごせる安宿です。
宿泊費用:ダブル(クーラー付)1泊1室 580バーツ
かつや